―明けの明星―[キャベツ畑そばの小さな小屋にローゼンハイムの姿を見つけた] 皆のところに行かないの?ローゼン。[流暢に言葉を話す褐色を、ローゼンは訝しげに見遣る。一歩、後ずさりした彼の腰を抱きオオカミのように尖った耳を、ねろりと舐めた]