>>-2201
ちと人が黙っていればこんなことして、もー!
[張り詰めていた糸が切れた、そんな空気。
普段の調子を取り戻すように、イースに抗議の声を上げた]
ディナからかうのもいい加減に、し、……っ
[一瞬のこと。反論の代わり、口を塞ぐ方を選ばれていて。
苦しい。息ができないからだろうか、でも胸が痛い気もする。よく分からないまま、イースの指が絡む手のひらを強く握って、酸素を求めた。ぼんやりとした思考の中では、異なるやわらかな舌も同じように受け入れて]
[離れた後、ぽつり、落とされた言葉に]
な、な、……
……な、にが、ゆだん、たいてきだ、……ばか!!!
[乱れる呼吸を整える間もなく。
怒鳴るぐらいしか、反撃が思いつかなかった]