>>-2139マリオにいたなァ、そういうの……[硬化したソーダを一瞬想像しながら、すぐ間近のディナの顔を見つめた。いつもは憎まれ口ばかり叩いていて――男だか、女だか判らない程元気いっぱいなディナが。この時ばかりは、触れれば消えてしまいそうな程儚く可憐な存在に思えて……即死級のダメージを与えられそうだったとは、到底思いもつかなかった。]だな。ディナは悪くない。ディナはすごく素直な――……良い子だ。[そして……目を閉じたディナの鼻を、詰まんでみた。]