>>-1282[後頭部に手が回れば、遠慮しなくていいのかな?と紅榴候を味わいたくて唇を舌でノックしてみる。迎え入れられればその柔らかい温もりを求めて、一つの空気を分けあい、互いの味を分けあう] ……私なら、逃げるのは容易いと思いましたのに。 これでは……離れたくなくなります…[しばらく紅榴候の温もりを堪能してから顔が離れれば上気したような蕩けるような笑顔で囁いた。]