――そんなに欲しいんだ……?[どこか幼さを残すままの声が耳元に掠れて、小さく ふふ、と笑みを零し] 良いよ。 "君は"良いよ、アイリス["今は"でなくて。 実際には、字義通り常に好きなだけ、とは行かないが、 彼女が自己を律するに長けているのは良く知った事だ。 そこに不安はなかった>>-1182]