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Σ――――っ//
刻印……… あの、えと それは……… 一体
[そっと囁かれた悪戯めいた言葉に、慌てて彼女を見るが
そこにはいつもと同じ、否少しだけ笑みを深めた優しい碧眼があったか]
[眺めるだけでも愛らしい、2種類のチョコをそっと受け取って。もう一度ぺこりとお辞儀する。感謝と、彼女達の門出を祈って]
……本当に、ありがとうごいます。シルキー様
もうすぐお別れかと思うと、本当に寂しい……。けれど、いつかまたどこかで、この旅の日々のようにお2人が笑い合っている姿を見かけられると信じて。
…また、いつでも遊びにきてくださいませ。私達クルーが、全力をあげておもてなし致しますので
[甲板からはそろそろ陸が見え始めているだろうか。陽光を受けて輝く彼女の金糸のように、
波間に揺れる潮騒の一つ一つも旅の終わりを、、否始まりを寿ぐように光の粒を躍らせていた]