うととと……はっ。う、うちももう寝るんよー。[ゲルトにぽふりと寄りかかってみた。その暖かさを感じながら、――ふと。あれ……体、透けへんなぁ……不思議に思いながらも、意識はすでに夢うつつで。ふわりと髪を揺らしつつ、船を漕ぎ始めた。]