― 死神が振る、鎌の先 ―
【前回までの三行あらすじ:繁華街でガイドを口実の逆ナンパ女性が
何も気付かないジムゾンを口説き始めて
嫉妬で店裏に呼び出して牽制した〜】
[女に魅力を感じた訳ではないが、ガイドくらいならと頷くのとほぼ同時くらいか。ジムゾンがいいよね。ディーター>>-1027と言い出した。勿論と男も同意の返事をする。
そういやこいつ、おっぱい星人だったなと、今更な風評被害を脳内から引っ張り出した。ジムゾンが訂正する前に逃げ出したので、新しい情報に更新できてない。
しかし調子に乗ったように見えた女性が、ジムゾンをさりげなく誘惑し始めた気配を察知し、嫉妬の炎めらめら燃え上がらせる。本人が全然気付いていない>>-1030とは知らずに。]
……。
[女性への牽制が終わるとすぐ、ため息をついて席に戻る。これで馬鹿な考えは捨てたに違いないと安心しきって。
だがそこにはにっこり笑った神父が待っていた>>-1031。]