[お揃いの土産物を買うことを諦め、菓子類を物色していたが。やはり諦めきれずにまた同じ小物の棚にと戻っていた。立ち去った時よりひとつ減ったブレスレットを見て、大きく息を吐くと土産物のひとつに手を伸ばす。見られないようこっそりと移動すれば丁度混雑してきたらしく、それを言い訳にして大河が並ぶ隣のレジに並んだ。*]