[やがて提示されていた集合の時間になれば、列に並んで点呼が始まる。時間になればぞろぞろと行列を作って新幹線の入口へ。新幹線では玲緒とは隣り合って座るけど、行きとは全く違う気分だった。]――ねぇ、玲緒。窓際と通路側、どっちがいい?[そんな事を聞くあたしの顔には笑顔が浮かんでいただろう。**]