>>-816 シルキー
それは…それは…。
[…が杖を取り出すと、杖先からピンク色の明かりが玉状にいくつも飛び出したと思うと、赤いチューリップが一輪飛び出して]
うわあ…恥ずかしい。
いやあの…ね、なんていったらいいんだろう…シルキーは眩しかった。
無邪気に魔法が使えることを楽しんでて…勉強熱心で。
羨ましかったし、正直、見ていて、惹かれたから…その、すごく、嬉しいよ。
…えーと、それで――。
エクスペクト・パトローナム!
[…幸せなことなど思い出す必要がなかった。今がまさにそのときだから。
杖からは銀白色で半透明ののヒョウが飛び出し、周囲は暖かく幸せな空気に包まれた]
俺は、君のことが好きだよ、シルキー…。