[喉を鳴らす音に、自身が新たに眷属を得たのだと。それが自身も惹かれ、相手も自分を望んだ相手。……幸せにしようと思った矢先、息が溢れた。嗚呼、目の前の相手は我よりもずっと強い。その笑顔も、何とも無さげに唇を舐めるその仕草も。]……うむ、形としては眷属だが我と貴様は今までもこれからも対等である。我と共に居ることを選んでくれた貴様へ、耐えぬ愛を送り続けよう。────体調はどうだ?何とも無いか?何とも無ければゆっくりしてから我の根城を案内するとしよう。