― 幽界の狭間 ―
おう。
[>>6:+91左の腕を押さえる様子を目に入れて、怪我でもしたかと覗き見る。
印が見えても見えなくても、少し不思議そうにしたが。]
…あ、そうだ。
じゃあ景気づけにひとつ頼まれてくれないか?
もしクロに会ったら―――…
[もしも今、あいつに声が届くなら、そういや何を伝えるべきか。
言いたい事など山ほどあるが、長々とした言伝はルディも覚えられないだろうし小姑みたいに五月蠅いのもなぁ…と、考えるように少し黙った後、視線を戻して。]
…お前自身の幸せも、
忘れるんじゃないぜ、って。