人狼物語−薔薇の下国

263 修学旅行試験


【独】 高殿 幸久 フェリクス > 【秘】 高殿 琉璃 ガートルード

[―――目的を違えそうになる。

そんな本音が胸の内を過ぎり、不埒だと押し殺す数秒。
彼女の眼差しに熱が燃えているように見えるのは気の所為だ。
融解し、己の形に鋳りそうだなんて都合のいい妄想。

ふい、と視線を外し、常なら振り返らぬが、
神仏に頼らぬ心が僅かに、双眸を動かし盗み見た。]

 いつも―――…、態とに、決まっているだろう。

[ぐい、と引き寄せる引力の中、小さな言葉を風に浚わせた。]

(-587) 2014/10/25(Sat) 22:57:25

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