あぁ、そうだ。これは、エレオに。いわゆる「手繋ぎ」だが、俺はこれを行わないように心がけている。嵌まれば強いが、失敗すると、狼を村に入れやすい行動故に。また、手を繋いだ片方が抜けた場合、もう片方が孤立化する事もある。手繋ぎ自体は、ある種の有効性はあるが、逆に脆さも内包している。もっと良い距離感、もっと良い触れ方、もっと良い他者とのあり方。……とか言うと重いが、今言われてる「手繋ぎ」は確実なものではない。それを脳のどこかにおいて、「エレオの求める村の立ち回り」を探して欲しい。