ー回想・昨日ー
>>65 >>-411
[「お風呂に拉致するわよ?」と言ったドラは茶目っ気たっぷりに笑ったようにみえた。そしてそれを聞いた途端、すぐさま犬に戻り、ワン!と鳴く俺。]
(大歓迎に決まってる!
ついでにこの肉の文字も落としてもらえば、いっせきにちょーだ!)
[俺の意図を知ってか知らずか、お風呂へ向かうドラ。その足元にじゃれついて、早く早く、と先を急かした。]
[タオルを巻いたドラが俺を泡でモコモコにしてゆく。
鼻の上に付いた泡が可愛いな…と思いながら、大人しくしていると、隅から隅まで丁寧に洗われて、綺麗にお湯で流される。
俺がブルブルと水気を飛ばすタイミングを見計らってか、柔らかいタオルでワシャワシャとかき混ぜられた。
風呂の外で、ペタリと伏せ、待ってるねとワンと一鳴き。
その際にフワリと香る匂いと、ホカホカの身体に俺は、満足気に笑ったのだった。**]