[海岸へと腰を下ろし、ずっと考えていた事を告げる。君にとって大切なものは、俺にとっても大切だから、と]>―――オレは先輩のものです。>だから、先輩もオレのものですからね?……つったり前だ。あの日送られ幽霊に魅せられてから、他には何も見えんよ。チェリーちゃん。[最後の一言は、にやりと如何にもからかうように]