人狼物語−薔薇の下国

469 グラムワーグ・サーガ3 〜反撃の嚆矢〜


【独】 銀月牙 アイリ

 『お前は命を使いすぎている上に、他者から取り込む力は受け継いでいないから、大分緩やかだが。
  源を破壊されつくしていないならば、再生は適うはずだ』

 ……いつもの傷と、同じ、ってこと……?

[魔鎌を手に、戦士として立って以降。
戦いで受けた傷は自ずと再生するのが常の事だった。
それと同じ事が望めるのかという問いに、父は一つ頷いて]

 『……だが、それを為すか否かは、お前の意思一つだ。
  目覚めを望むなら、応えはある。
  望まなければ、求めなければ、変化はない』

 あたしが……望むなら。

 『そうだ。
  で、どうしたい?』

(-475) 2017/02/12(Sun) 12:44:21 (tasuku)

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