人狼物語−薔薇の下国

469 グラムワーグ・サーガ3 〜反撃の嚆矢〜


【独】 銀月牙 アイリ

 『……そんなに心配なら、戻ればいいでしょう?』

 ……え?

[嘆息の直後に聞こえたのは懐かしい声。
振り返った先にあったのは、懐かしい姿と、初めて見るけれどどこか懐かしく感じる姿。
初めて見るひとの手には、見知った銀の月]

 母様……と。
 ……もしかして、父様?

[問いに返るのは、肯定。
亜麻色は数度瞬いた後、状況を理解して──改めて、自分が今いるのが何処か、を認識して僅かに伏した]

(-473) 2017/02/12(Sun) 12:44:02 (tasuku)

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