人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


【独】 山岳の民 ヴェルザンディ

[それから、幾許か他者と言葉交わす事もあったか。
風の娘は、不意に、蒼い虚空を仰ぎ見る]

 …………風。

[ここで、穏やかな時間を過ごすのも決して嫌じゃない、けれど。
この場所に魂を委ねるのは──まだ、先じゃなくちゃいけない、という意思は固まっているから、だから。

とん、と。

緩く抜けた風に沿うように一歩、踏み出す。
それは揺らめくような不安定さのない、確りとしたもの。
二歩、三歩。
歩いた所で、ふ、と足を止めて。

蒼の彼岸にいるひとたちを、振り返り]

(-431) 2015/03/22(Sun) 10:37:16 (tasuku)

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