まぁいいや、文才とネタ力のない僕を許してw
唐突に>>-177を投下しますwお題は蝋燭と憎悪と憐憫ね。
ジル★回収よろしく(てへぺろ
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自室に戻り蝋燭に火を灯すと、熱と光が部屋中に広がる。
何とはなしにそれを眺めながらこの先の事に思考を巡らせる。
揺らめく火に一人の男の姿が浮かぶ−イカサマ師、ジル・ディーク。霊能者を騙り村を混乱に貶めようとしている、憎むべき男だ。
僕は彼を決して許すことは出来ない。容赦なく叩き潰すつもりでいるし、まぁ問題も無いだろう。僕の敵として現れた彼を憐れに思いすらする。
本当は、共に戦いたかったのに。
思わずそう言ってしまい、ハッとする。僕は今何を言ったんだ?
と同時に火の中の男の姿が変わる。あれはジルじゃない、僕自身だ。
憐れむべきは彼と共にいられない自分、憎むべきは彼と敵対せざるを得ないこの能力―――
その時。
どんな偶然だろう、ジルが僕の部屋に音もなく現れた。
動揺した僕は思わず書類を72(100x1)枚落してしまう。が、ジルはそれを気に止めるでもなく、2(6x1)秒でそれを全て拾い切ると、*好奇心*な気持ちの込められた瞳で僕を見ながらこう言った。
「」