……ごほ。爪楊枝で取れなきゃ仕方ない、か。ちょっと待ってろ。[爪楊枝じゃ取りにくいので割箸を手に。幾度か落下を繰り返した生地を食べやすいように半分に割って。ほら、と腹ペコ雛鳥の口元へと運ぶ。]美味いか?[返事の代わりに鳴った腹の虫にくすりと笑いながら、残り半分も雛鳥に与えて。箸を持ちかえるのは面倒なので、そのまま交互にたこ焼きを摘みながら。]