[彼の心の言葉が降る、偽りなどないことは声に乗った熱が示している。愉快で、どうしようもない。笑みは深く]それが聞ければ十分だな。好意も善意も仁心も愛も――お断りだ、余さず全て彼女に与えて注げばいい。だが、アンタの敵愾は、憎悪は、殺意は――何一つ、譲る気はねーよ。