[>>390指令書による手紙]
まだみぬ恋天使さんへ
こんにちは。死神、エドワードです。
こちらは「仇」という絆を結ぶ職ですが、あなたとはある意味、矢を打たなくても仇のような仲……なのでしょうか。職業を隔てる壁は厚いですね。まして、天界と冥界ほど距離があれば、その間にある大気だって無視できない厚みになるでしょう。
あなたの書かれた匿名のメモを見たとき、そんな風にまだ会えぬ絆の仲間と、遠くから手をふりあうような光景を幻視して、微笑ましかったです。自分もしてみようと思いましたが、何せ矢の片方は自分だし、もう片方にはすでにバレ(むしろバラし)ていたのでした。残念です。
ところで。あなたはもうお気付きのことでしょうが。
……獲物が被りましたね?
気が合いそうです。こんど酒でも酌み交わしましょう。その日を楽しみにしています。
「やっぱソコだよね〜」「ログ見えないと、目隠し打ち並に難易度あがるわー」「you! もう恋自打ちしちゃいなYO!」とか、ばかな話をしたいものです。
それでは、その日を楽しみにして。
いつもにこにこ、這いよる死神 Edward.