[言わなければ。それが己の願いに反しても、言わなければ、この方は私のために危ない橋を渡ろうとしてしまう。]確かに、この部隊が命懸けになろうことは存じております。しかし、だからこそ、──リーザ様。私は、貴女の隣に立つ資格を得るために、この部隊を必ずや成功させたいのです。