私の弱点?そんなの決まってるじゃない。あの眩しい赤い色の髪をしたギィという字の青年よ。彼を見てるといままで私を構築してきたものすべてが揺らぐ気がするの。彼のことは軍人時代から知っているわ。あの透明な光で彩られた瞳。ああもう。何を言っているのかしら。