さて……私の命も間もなくか。
一ヶ月半ほどブランクを空けての試合だったが、思った以上にディープだったな。
まさか愛戦士と占真贋を掛けて争う事になるとは、これもまた何かの因果だよなあ……。
真贋勝負には負けても構わん。大事なのはチームの勝利だ。
トトメス、ゼアルをうまーく庇ってくれれば良いけどな。奴は何を考えているのかね。
……何にせよ、ふがいない主人で申し訳なかったな。
だが、勝ち筋はまだ残っている。
願うだけしか出来ないが、あとは任せた。
貴様の力で、我々に勝ちをたぐり寄せてくれ。
私の愛しい仲間達を託したぞ……!