人狼物語−薔薇の下国

437 【TMMI】バベルの大図書館Re.


【見】 【独】 隊長 クレメンス

王たる私が、臣下を信じられないのであれば、逆も然り。
忠誠を誓うと口にはしても、心の中でどう思っているか等知れた事。
しかしこのままでは国が傾き、暗殺者の願う世の中が来てしまうかもしれない。
私に必要なのは―――先王を上回る、何らかの武器だ。

自分の身にも刃が向けられる日が来るのではないかと、見えない影におびえながらも3年が過ぎた。
数年程度では、先王の代で作られた盤石なレールは、そう簡単に崩れるものではなかったようだ。
父の偉大さが、疎ましくすら思える。
そんな折、耳にしたのは「弁明の書」という本の存在だった。
噂によると、本を手にした者に迫る危険や、それに対抗する手立てなど…つまりは未来が書かれているというのだ。

(-145) 2016/05/30(Mon) 18:39:00

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