海が地を分かつとも 風の果てに届けよ〜[王弟殿下がこの場にいないことを有難く思いながら、一生懸命と形容するのが似合う姿で歌い上げる。 そして、いつの間にか固く握ってしまっていた拳を下ろし] あー、ええとな、 こんなこと滅多にやらないし、というか出来る限りやりたくもないんだが……[トルーン奪還が無事に終わったら、その時だけは披露してもいいかもしれないと。 密かに内心で思ってはいた]