らゔぃ。王女。私と話したいのかい? できないようだから独り言に埋めておこう。たぶんこれはきっと、らーとりーが魔女かそのしもべで、この仇敵システムを乗り越えたものだけが呪いをとけるとかいう奴なのだろう。そう考えたら、われは君のために死を選ぶことは苦ではないよ。そもそも人の身であったことすら忘れている私なのだから。しかし、魔女? 魔女の手先? の彼女に勝ちを捧げるのはあまり嬉しいことではないな。ふむさていかがしようか。なんて。