人狼物語−薔薇の下国

270 【誰歓】恋人爆発!クリスマス村!


【独】 補佐官 ギィ > 【秘】 花屋 オクタヴィア

[赦しになるはずの真白の雪は、皮肉にも彼女の指先の赤を際立たせる。一度視線は落ち、再びあげられた愛する人の顔は苦しそうに歪む]

大丈夫。

[声にならない声。分かっていた。
それでも雪を踏みしめ、ゆっくりと彼女に近づいていく。一歩後退するなら二歩。二歩後退するなら三歩]

ずっと一緒にいると、約束した。

[今宵の罪を隠しても、きっと彼女は苦しみと衝動に押し潰されてしまう。救ってやるには、解放してやるには、もう選択肢は幾らも残ってはいなかった。
もっと自分が確りしていれば、別の未来もあったのだろうか。後悔は胸を刺し続けるけれど、その痛みを見せることなく男はいつものように笑った]

逃がさない。

[それは呪いにも似た言葉]

(-65) 2014/10/28(Tue) 09:41:35

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