むかし…。あるところにナイジェルという作家が住んでいました…。彼は友達が少なく、家の周りに集まる動物をモフって気を紛らわせるのを日課にしていました。
なかでも、ろっぷいやーのラヴィはナイジェルにとても懐いていて彼にとっては唯一の親友でした。
作「やぁ!ラヴィ!今日も可愛いなぁ…。今日も気が済むまでもふもふしてあげるとしようかな。」
兎「きゅー♪(…ふっ…。ホントは男なんかにモフられるのは嫌だけどご主人様の命令だから大人しくモフられてやるよ…)」
作「うむ。今日もいい毛並だ…。最高だな…。よしよし…。ほら、キャベツをやろう…。」
兎「きゅー♪(…全く。キャベツごときで機嫌が取れると思ってるとは…。最近の兎を舐めんなよ!まあ、いい。さっさと御主人に言われた仕事を片付けるか…)」
[…はナイジェルの腕からすり抜けた]
作「ああっ!ラヴィ…。どうしてんだ急に…。まさか私のことが嫌いになってしまったのかい?(ウルウル)」
[…は一瞬ナイジェルを誘うような目をして森の奥へと逃げて行った]
作「待って!待ってくれラヴィ…。君まで私を一人にしないでくれぇ…(泣)」
[…は必死にラヴィを追いかけた]