[…――それは。その選択は。テオドールの歩む道、その先にあるのは、永遠の孤独。多くの人から恨まれ、嫌悪される存在。だが実際は、彼らの為に生き続ける"門"の番人だ。誰も、彼に笑顔を向けることはない。優しい言葉がかけられることもない。決して報われない、終わりの無い人生。その選択で、たしかに"世界"は救われるかもしれない。でも。テオドールは決して救われない。それは本当に、最善の選択なのか―――?]