人狼物語−薔薇の下国

184 吸血鬼の共存試験


【独】   コンラート

 ああ、でももし、君がどうやっても人間から血を吸えなくても。

 僕の血をあげる。
 僕がずっと君に血をあげる。


[声に出せば、それは冷えたからだの芯に、息苦しいほどの熱を点して疼かせる。
その行き着く先が、もろともの破滅だとしても。]


[おそらくは、今も自分に付き従う愛し児が、それを許しはしないだろうけれど。]

(-60) 2014/05/05(Mon) 18:50:36

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