……ふぅ…。[大きな力を消費すればそれだけ疲労も濃くなる。玲緒に掛けられた賛辞には淡く笑って首を振って]ううん、あたしなんてまだまだ。[この程度で疲れているようじゃ、いけない。もっと強くならなきゃ、後継にはふさわしくないから。]…本当、そうだよね。[呟き声には小さく頷いて肩を竦める。お互いが相手の力を信じ合い、背中を任せる事が出来れば、どんなにか。現状の体制では厳しいけど、溝を埋める事が出来れば或いは。それはひっそりと考えていた願い。]