アリーセなぁ、灰にもかいたけど心理クイズの色のやつで
「色と名前が一致してない」って言ったんだよ。
あれを「当たり前」のことじゃなく、「わかること」に入れたのな。あれがすげえ好きだった。自分が見て思った事「そのまま」に価値をおけるひとだなーって。スイカの話になったら「スイカ食べそこねたなぁ」って言ってんの。それがもう延々続く。
作為はあったんかもしれんが、俺にはアリーセは頭ん中に出てきたもの、ストレートに口にしてるように「見えた」。
そういうひとに「狼だと、なにを喋っても疑われそうでなにも喋れなくなるタイプ」って言われたら説得力があったよ。
このままのスタイルを狼やろうとしたら、そりゃブレーキかかるだろうよって、理屈抜きで納得してしまった。