人狼物語−薔薇の下国

32 和気あいあいで練習試合村3


【独】 尉官 ミヒャエル

仮本決定に立ち会えなかった理由。
あれは本当に緊急事態だった。
なんとなぁくガラパゴスぽっぽから顔を上げて、身体を起こしたんだ。
そしたら、視界に蠢く黒い陰。うねうねと揺れる触覚。……そう、あいつだ。
とにかく打ちかけだった文章を書ききって発言ボタンを押して、発言をしたのを確認してたら、某殺虫剤を取りに動いた。
半泣きの俺。俊敏に蠢くあいつ。

勝者は―――俺。
ひっくり返ってピクピク脚を動かすあいつにトドメを刺して、後処理は母親に。
某殺虫剤を片手に、俺はゆっくりと深呼吸を。落ち着くのにかなり時間を要した。
あの時、トドメを刺せなかったら俺は眠れなかったかもしれない…――。

…というわけなのです。
なんか物語風に書いたけど、これマジです。ちょっとでも恐怖が薄れたらいいな、と(特に女性陣)。ある種の生死がかかってた時間でした。

(-39) 2013/08/03(Sat) 13:03:23

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