……じょうだんだってば。そんなに引くなよ。[表情を改めて]さて。賢者の選択とやらはできただろうかなあ?何が賢いのか賢くないのか、曖昧になる世界に片足つっこんじまって、俺にはわからないが。[ぴん。と鋭く飛来した真白い石。つまみあげれば、その刻まれた文字に口角が上がるのが自覚せられた]ははは——なにも隠してないさ。見せていないだけで。おはよう、賢者さん。時が来ても変わらず笑むアンタの、魂を刈るのが楽しみだよ?