せめてバルくんに秘話返してからがよかったので、もう一日待ってほしかったものだ。…………。どうせこちらに来るのなら。最初から君の手で送ってもらっていればよかったよ。[今頃になって漸く気付く。戸惑いでも安堵でもない、正体は微かな落胆であったと。彼の手で“終わらせてもらいたかった”のだと]