こうやってだんだんとジークムントが増えていくのだろうか。…そんなはずはない。あの悪夢のような出来事はもう終わったのだ。終わったはず…ん?物音…?違う、気のせいだ。そうに違いない。ここには私一人しかいないハズ。でも、いや、そんな!隙間から忍び寄るあの白い髪はなんだ!?ああ、窓に!窓に!