人狼物語−薔薇の下国

472 ゲート オブ ヴァルハラ4(バトル練習村)


紅榴候 ガートルート

 若輩とは呼べまいが、最長老というほどでもないよ


[謝罪には肩を竦めるようにして微笑んだ。
あの日ここで狼士に遅れをとったところを、知己の同輩に見られたのだったか。
それが彼の方を面白がらせたらしいのも、朱の褥に変化つける刺激となったのだから、日常は万事これ愉悦のひとつらなり]


 お招きしよう、濃藍の君
 シュトーレンはあったかな…


[小袋から漂うふくよかな香りに目を細め、距離を滑らかに詰めて腰を抱き寄せるよう腕を回す]

 私達は血を啜る者、
 生ける屍と覚えておくれ
 お茶よりも喜ぶ土産をお持ちだろう?

[赤い翼が二つの人影を包み込み、吐息ひとつの間の後には、そこには月の照らす闇だけがあった]

(1297) 2017/02/23(Thu) 21:03:18

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