>>1188
う、くうっ
[右腕に火傷のような鋭い痛み、矢が刺さり剣を握れなくなった右手から左の手のみで剣を構える。
脚も痛みは増し、重たく感じたその身体で必死に切っ先を受ける。]
接近戦なら負けないのに!こんな状態じゃ逆に……。
[防戦一方で手も脚も出ない、かつてこんなに苦戦したことなんてあっただろうか。
予想を裏切る強さに期待し始めて身体が手を鈍らせた!]
あっ……
[剣が飛んでいく、片手で捌き切るには重たすぎたのだ。*]
[傷は急速に回復していってるものの、まだ激しく動かせない左脚、武相応に ]