大層な矢を降らしていたのは知ってるわでもね…
全部受けてみたわ
っく……
[敵を目の前にして遅い身体の痛み、ついよろけてしまう。
天性の反射神経は巧みに矢がささる瞬間に防御行動をとり、傷口は全て急所を外れていた。
消えては刺さり消えては刺さりの繰り返し、リミテッドの身体にはいつか陵辱を受けた日のために強い回復魔法が急速に作用
している。]
ま、まさか、それをこの至近距離で放つ気?
くそっ脚が……
[まだ治りきってはいない太ももへの傷、再びの光の矢が襲いかかるとつい受けようとした身体に全力で拒否されて避けてしまう。]
ひ、卑怯よ!!魔法なんかじゃなく剣で戦え!!
[無意識に動く手が9(10x1)の矢を剣で叩き落とし、残りは受けながらも倒れない]
はぁ…はぁ… こんなのなんともないんだからね!*