にしても、随分魔を使いこなせるようになったのね。 『そうそう。びっくりしちゃったよ』きっと魔に親和性があったんだわ。 『ほら、ボクらとも仲良かったしね』[その言葉が彼の気分を逆撫でするであろうことを分かって――口にする] …ねえ。ロヴィン、ワタシたちが憎い?[双子は問う。瞳笑わず、口調だけは戯れて//]