ばァかはそっちだ、ソマリのバカ……いきなり……すぎンだろ……心の準備ってのが、あんだろ……あと一年かけて、準備するつもりだったのがさ……今生の別れじゃねェつっても、……こんな風に慰めてくれんの、もう、最後、なんだろ……[教官に叱られて凹んだ時や、将来を考えて悲観的になった時。 落ち込んで布団をかぶっていると、話を聞いてくれたり、黙って頭をポンポンしたり、いつだって傍でさりげなく支えていてくれた。 同じ部屋で6年間を過ごして、もはや家族以上の存在になっていたのに、突然の別れの通告。]