[馬を走らせて到着したのは、花の咲き乱れる草原]……ここでいいかな。[木陰に馬を繋ぎ、水を飲ませる。近くの草の上に敷物を広げ、持ってきた荷物を広げた。屋外用の、簡易ティーセット]一度やってみたかったんだ、ここでのお茶会。もうすぐみんなも来るから、のんびり待ってようか。[青い空。緑の草木。優しい風に揺れる、色鮮やかな花々。――楽しげに手を振り、馬を駆けさせてくる、友人達の姿。穏やかな、かけがえのない風景が、そこにあった**]