人狼物語−薔薇の下国

13 Chant 〜あなたを失い死を知った〜 SIDE:B


公国軍大尉 ベリアン

[穏やかな時間だった。窓越しになされる会話の殆どは、部屋の奥で本を読みながら、或いは実験器具を弄りながら、地図を書きながら、耳をすませて聞いているだけではあったが、笑い声交じりの密やかな会話は耳に優しい。

ディークとソマリと、時折混じるカークの声。]




[ルームメイトの視線は窓の外へあり、だから口元が和らぐのをそのときばかりは隠さずにもよく、それ故に──その会話は、自分にとっても、居心地が良いものだった。]

(958) 2013/06/16(Sun) 23:13:21

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