― 帝国前線拠点・某所 ―
[ シャワーを浴びて軍服も着替え、すっきり顔で拠点内をうろつく。
>>919 ダーフィトの私室の手前、丁度出るところだろうか。
ヴィンセントの姿を見つけて駆け寄った。 ]
ヴィ…アイゼンシュタイン少尉!
ちょっと聞きたい事が…。
[ 周囲の目を気にして見回すが、辺りに兵士はいないようだ。
十分に確認してから話を続ける。 ]
主席代理を攫っていった公国軍人のことなのだけど。
どうも見た覚えがある気がして…
……いや、単刀直入に言うとね。
士官学校で一緒だった、ヒンメルに似てるなと思い至ったんだ。