―卒業パーティ―あァそうだ。[胸ポケットから手のひら程の紙袋を取り出してディークへと渡す]これ、選別です。先輩には何を渡すか迷ったけど…[中身を取り出せば、簡素な木製細工の手鏡が入っているのを目にするだろう]師匠が周りへの気遣い十分なヒトってのは、よーく分かっていることですけどねェ。[そりゃあもうと、笑み混じりにひとしきり強調した後]