見かけは傭兵風。外見からは所属国を推定することはできなかったのですが、声と顔を確認>>331しました。
……彼が、双子であったという事実がないのなら……私の記憶にある、彼の素顔>>686とほぼ一致します。
外国の傭兵団、という貴方の知っている情報>>870とも齟齬がでない。
友人であった貴方にとって非常に残念な事ではありますが、エルンスト・ヒンメルは公国側に雇われた傭兵である、という可能性が一番に考えられます。
今日の戦闘では、トゥーレーヌ准将の護衛をしていたはずのシロウ・ファーイーストの離反も伝えられたばかりですし、公国側の長期潜伏者による諜報活動はあちらのお家芸のようなもの。
万が一、貴方に対して接触があった場合は…気を付けてください。
彼らは、国に潜む毒薬。結婚し妻と呼んだ相手でも平気で弑する事ができる連中なのですから。
[彼自身が尤も印象に残っている公国間諜による事件は、ラムズドルフ家の惨劇。
直前の戦でのシロウ・ファーイーストによる被害も確認しているだけに、自然と選ぶ言葉も強いものとなった。]